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2010年08月17日

Vmware設定の勘所

インストール作業は順調に進むと思いますので、説明は省略させて頂きます。ここでは困った点のみ抜粋して紹介します。

○VmwareHA構成

vCenterServer上から各ESXサーバをクラスタグループへ登録しようとすると、登録完了せずにエラー終了してしまう。原因を調べると以下2点を満たす必要がありました。


●ホスト名が名前解決できること。

ホスト名の名前解決はDNSサーバを立てるが面倒な場合は、各サーバの「/etc/hosts」ファイルを編集し対応することも可能です。


●サービスコンソールのGWアドレスと通信できること。

デフォルトで「Isolation Address」としてサービスコンソールのGWアドレスが指定されます。「Isolation Address」とはサーバがNW障害により隔離されたかを判定するアドレスです。この「Isolation Address」とESXホストが通信出来ない場合、ESXホストは自身が隔離されたと判断し、クラスタグループへの登録を拒絶します。HA構成へ加入する場合、実在するGWアドレスを指定し通信ができなくてはいけません。


●VmwareDataRecovery

「DataRecovery」インストール・設定し、いざデータバックアップを行うと「Failed to create snapshot」というエラーが表示され一向にバックアップされません。エラー文から原因が読み取れず、悪戦していましたが、Vmwareのホームページで原因を調査していると、「DataRecovery」のコンソールから詳細ログの取得方法を見つけました。コンソール上から「/usr/bin/datarecovery-support」コマンドを実行すると、各ログファイルがtarボールで固めて提供されます。ログファイルを確認すると、「Host address lookup for server hoge failed:」という一文を見つけました。DataRecoveryからEsxのホスト名が名前解決できないことが原因でバックアップ処理が途中でエラーになっていたようです。インターネット上に情報がなく苦労しました。


●仮想OSのLinux環境で時計がずれる。

そもそも仮想OSの時刻がずれる原因は、Linux(kernel2.6)標準のタイマ割り込みが1000Hzなのに対し、Vmwareが100Hzなことが原因です。vmの仮想環境では、1000Hz間隔で処理しきれません。Linuxはタイマ割り込みをカウントして時間を管理しているため
1000Hzだとカウントを取りこぼしてしまい。時計がずれる。。らしいのです。

/etc/grub.confを修正。
kernel行に末尾に追加

divider=10 clocksource=acpi_pm

※dividerは割るときの係数となるので1000Hz / 10 = 100Hzとなる。
※clocksource=acpi_pmはACPIから時間情報を取得する。


○サーバ仮想化導入サービス